サマースクール

2025年サマースクール特集 (1)8月のプログラム申込開始!「トビタテ!留学JAPAN」申請も間近!

nagayama

こんにちは、ワーキングマザーのための受験留学アドバイザー・喜連川綾乃です。

2025年のサマースクールの申込が始まっています!コロナでいったん落ち込んだ申込が2024年には回復して来ており、今年はさらに回復が本格化するのではないでしょうか。

日本の中学生や高校生が夏休みに参加できる7月末から8月のサマースクールには限りがあります。というのは、アメリカのサマースクールは6月末か7月開始のものばかりだからです。

そこで、今回はニーズの高いEnglish Immersionを目的とするカナダの8月のサマースクールについてご紹介します。

また、高校生であればサマースクールの内容・目的によっては、「トビタテ!留学JAPAN」の奨学金も申請できますので、学校側に個別に照会して検討してみてください

2025年サマースクール申込について

早めに対応しましょう

開成中学・高校で継続的実績のあるカナダのプログラムについて、運営側にも改めて直接取材しました。

サマースクールは、アメリカでもカナダでも12月から申込が本格化します。

カナダのESLは手続きが簡単で、ご家庭で申込が可能です。

8月参加可能なサマープログラム(カナダ)

  1. Appleby College Summer ESL Program(アップルビーカレッジサマーESLプログラム・オンタリオ州トロント市近郊)12/10(火)申込開始
  2. New College International Programs, University of TORONTO(トロント大学インターナショナルプログラム・オンタリオ州トロント市)申込受付中!
  3. McMaster University English and Cultural Immersion Program (マックマスター大学英語文化学習プログラム・オンタリオ州ハミルトン)申込はこれから
  • ESLはいずれも初級英語力で参加可能です。初日に英語力のアセスメントテストがあり、結果に応じてクラス分けされます。
  • どの学校もクラスや寮の中の国籍などは偏らないように配慮しています。
  • 午前中は英語学習、午後や週末は適度なスポーツやレクリエーション、カナダ探訪が組み込まれます。
  • カナダのオンタリオ州は移民が多い地域で、多民族の外国人に対応できるESLプログラムが発達しています。どこもESLプログラムは似ていますが、午後のコースでオプションが選択できるなど、少し特徴があります。
  • すべて空港からの送迎完備で単身渡航で心配ありません。

Appleby College Summer ESL Program(アップルビーカレッジサマーESLプログラム・オンタリオ州トロント市近郊)12/10(火)申込開始

早目に申し込んで欲しい

日本人向け定評あるESLで、開成生も多数参加します。日本の夏休みに合わせて参加者が集中するため、すぐに締切になります。早期に申し込むことが必要です。

夏前にアップルビーを希望しても締切となっており、あわてて他を探すことになってしまいます。

うちの息子は開成中学2年生で初めてサマースクールに参加する時にアップルビーの「サマーESLプログラム」を推奨されました。(息子はこちらには参加していません)

息子の親しい友人はこのコースに参加しました。「初めてなのでアジア人でも臆することなく楽しめるように」というのがご両親の期待だったそうです。これは大変に賢明な期待だと思います。

それを裏切らず、アップルビーでは非常に多国籍なクラスで英語初級でも楽しめるよい経験ができたそうです。これで意欲が増し、翌年も別のサマースクールに参加して、最終的に海外大学を受験しました。

アップルビーカレッジ担当者にヒアリング

今年アップルビーカレッジに照会をしたところ、回答もスピーディかつ懇切丁寧で素晴らしいものでした。

アップルビーの良さは、国籍のダイバーシティがかなり効いており、2023年度で14か国からの参加者でした。1言語グループが25%程度に収まるようにコントロールを効かせるそうです。また、寮の部屋も異なる国の参加者になるように配慮するそうです。

プログラム紹介

  • 日程:7/27(日)トロント到着~8/23(土)トロント出発(4週間)
  • プログラム内容:午前中ESLで勉強、午後はレクリエーションやイベント、週末はナイアガラの滝観光など https://www.appleby.on.ca/summer-esl
  • 費用:7,750カナダドル

New College International Programs, University of TORONTO(トロント大学インターナショナルプログラム・オンタリオ州トロント市)申込受付中!

カナダの名門トロント大学のESLコースです。担当者にお薦め受講パターンを直接ヒアリングしました。ESLの他にアカデミックなコースがあります。開成生にも参加実績があります。

ESL:New College International Programs

International Summer Academy-Youth International English Program(IEP)
アカデミックコース:Pre-University Programs(15-18歳向け、高い英語力T75以上、Duolingo105以上が必要)

トロント大学インターナショナルプログラム担当者にヒアリング

  • クラスルームが小規模です。日本人生徒の英語力に合わせてのお勧めは以下のとおり。

TOEFLスコア50-60の生徒へのお勧めコース選択

午前中にGeneral English Courseを選択し、午後に Intensive English Course を選択すると英語力が定着する(費用は合わせて6,100カナダドルほど)

McMaster University English and Cultural Immersion Program (マックマスター大学英語文化学習プログラム・オンタリオ州ハミルトン) 受付開始

開成生も毎年参加しています。申請用紙に入力してメール送付する形式です。

「トビタテ!留学JAPAN」の紹介(高校生対象)

文部科学省の留学支援制度の「トビタテ!留学JAPAN」には一定のテーマ設定もあり、申請手続きや留学の成果報告等の必要もありますが、条件をクリアすれば家計が助かるよい制度です。

在籍高校を通じての申請ですので学校側に条件や過去の実績などを照会して、サマースクールのために活用できないかを検討ください。

「トビタテ!留学JAPAN」とは

2013年から文部科学省が立ち上げた留学促進キャンペーンです。第1ステージ(2013年度~2022年度)に実施した海外留学支援制度「日本代表プログラム」においては約9,500人の若者が採択され、海外での多様な実践活動の経験を積んでいます。

2023年度からの第2ステージ(2023年度~2027年度)では、産学官をあげてグローバル人材育成の取組を強化しています。事業の柱の一つとして返済不要の奨学金を支給する「新・日本代表プログラム(5年間で高校生等4,000人以上、大学生等1,000人以上)」があります。

https://tobitate-mext.jasso.go.jp/about/

  • 審査の観点:将来、「社会にイノベーションを起こすグローバル探求リーダー」として日本の未来を創る人材になれるか
  • 対象:新高校1年生から
  • 時期:現地活動開始が7/10以降のもの
  • 条件など:家計基準判定あり(市町村民税を納付する自治体の課税証明書を取り寄せ、判定する必要があります)、留学テーマ設定あり
  • 支援額:留学奨学金北米(14~31日間の例)※160,000円+留学準備金250,000円※家計基準内例
  • 応募申請時期:2024/12/2予定~2025/1/23、新1年生のみ第二日程として、2025/4/1~4/21
  • 募集要項:以下を必ず確認の上、学校によく相談ください。
    https://tobitate-mext.jasso.go.jp/newprogram/hs/
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親子英検受験講座の提供から、塾とのつきあい方、中学受験算数・TOEFLなどの苦手科目克服法、留学準備まで、自分の成功体験だけでなく失敗体験も活用し、先を見越した助言を行い、ワーキングマザーの時間と労力・お金・ストレスの負担を軽くします。

  1. 英語力向上対策(親子英検受験講座)
  2. 中学受験対策(塾での面談代行等)
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