中学受験GWの思い出
こんにちは、ワーキングマザーのための受験留学アドバイザー・喜連川綾乃です。
皆さまもうゴールデンウィーク(GW)の予定はお決まりでしょうか?GWと言えば、うちの息子の中学受験時代に忘れられない思い出があります。そこで我が家のGWの定番の過ごし方をご紹介します。
新小学4年生の頃
通塾初期の様子
うちの息子の場合、小学3年生で中学受験塾の冬期講習を体験後、本格的には新小学4年生の2月から通塾を開始しました。
塾の宿題をこなすだけでも大変ですので、塾で学習した内容をやり切ることが一番大事、といつも思っていました。(受験後に3年間の教材を積み重ねると5メートルくらいになりました。)
私が昼間は仕事をしていたため、その日に勉強しないといけない前日のやり直し問題などを連絡帳で指示して、私が帰ってからチェックするようにしていました。その頃、オープン模試の偏差値は、国語社会が大体60前後で、算数理科は50を切ることがよくありました。
初めのころは勉強が辛かったようで、泣いたりしていました。ある日、テレビを見すぎて、宿題が済んでいなかったので、全部終わらせてから寝るようにと厳しく言ったら、服を着たまま寝ていたことがありました。
悪夢の算数
数の性質、図形、場合の数、規則性など、毎日の復習テストで間違ったところをどんなにやり直しをしても、模試になると悪夢のように点数が取れないことがずっと続きました。受験直前までずっと先が見えない算数との戦いでした。
GWの過ごし方
都心のホテルで勉強キャンプ
GWは普段のテキストで間違えた問題の総復習を徹底しました。そういった総復習は、家ではなかなか効率が良くないので、キャンプのようにホテルに泊まって、集中して勉強しました。私も子供の問題を一緒に解いたりしました。
環境を変えて勉強の合間に息抜きにプールに行ったり、食事したりして親子ともストレスにならないようにしました。
GWの都心は静かで緑が美しく、中途半端に遊ぶよりも好きなホテルで快適に過ごすことができ、勉強がはかどると気持ちが落ち着きました。
5月に最上位クラスにアップ!
GWの成果か
相変わらず、公開模試の成績は上がらず、一喜一憂する日々でしたが、毎日のテストの結果が良くなったからか、5月末になって念願の最上位クラスに上がることができました。そのクラスになってから目に見えて塾が楽しくなったようでした。
しかし、その後、最上位クラス陥落の憂き目も味わいます。
やってよかったこと
日々の間違いチェック
4年の時は、テキストの中でできなかった問題は、家で復習して、復習テストのやり直しは、塾で済ませるようにしていました。こころがけてよかったことは、宿プリ漢字の間違いまとめノートを作っていたことでしょうか。
やっておけばよかったと後悔したのは、社会の漢字間違いチェックで、先生が指摘してくださる間違いを抜き出しておけばよかったと思いました。また、計算のケアレスミス対策も4年くらいからやっておけばよかったと思いました。どちらも入試直前にやるはめになったのですが、社会はともかく、計算のケアレスミスの対策(口に出して読んでみるとか)は、6年くらいになると言うことを聞かなくなり、上手く行きませんでした。(結局受験直前にやり直します・・・)早期に発見して対策した方がよかったと思いました。
基礎からやり直し
うちの息子の場合、算数・数学が苦手でずっと対策を続けましたが、振返ってみてもいつも基礎からやり直しをしていました。
苦手の克服は苦しいものですが、アメリカの高校受験や大学受験で必要な標準テストのMATHセクションで満点を確保できたのでやった価値はあったと思っています。