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「だいきのボーディングスクール日記」親子2代のボーディングスクール留学体験記

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こんにちは、ワーキングマザーのための受験留学アドバイザー・喜連川綾乃です。

8月は留学への旅立ちの季節です。今月から新企画「だいきのボーディングスクール日記」を連載でお送りします。だいきくんは現在中高一貫校の中学3年生で、今年からアメリカ・マサチューセッツ州にあるボーディングスクール「Tabor Academy」(テイバーアカデミー)の9thグレードに進学します。

この企画の誕生ストーリー

「ボーディングスクールの内側を伝えたい」

私は純ジャパで英語がイマイチという生徒でも、学力ポテンシャルのある日本人生徒にはどんどん留学してもらいたいと願っています。この企画を通じてボーディングスクールがどんなところなのかについて、実感を持って知っていただきたいと思います。

私が自分の息子を留学させようとした時には、率直に言って「ボーディングスクールって一体どんなところなのか?」と思っているレベルでした。

ボーディングスクールへの留学が見られる都内の私立学校もあるようですが、私の周囲には皆無で、私自身が過去に見聞きした世界観のままでストップしていました。この現実離れした高望みと思い込みで後に迷走することになりました。

世の中には下記のようなボーディングスクールの留学ガイドやランキングサイトがあり、私も漏らさずチェックしました。

https://high.ryugaku.ne.jp

https://www.niche.com/k12

しかし、いかんせん「本当のところはどうなの?」という思いが湧きました。日本の受験偏差値と違って、ランキングはあまりあてにはならない感覚がありました。また、果たして純ジャパの息子に合う学校があるのかどうか?と悩みは尽きませんでした。

当時、留学フォーラムに参加してみて、ある日本人留学生に体当たりで質問してみました。純ジャパとして受験で苦労しつつも、それなりのボーディングスクールへ行って満足のいく留学を実現した、という話を聞いた時には、やっと「実現不可能な話でもなさそう」と安堵したものです。

親子2代のTabor Academy留学実現

とも子さん・だいきくんとの出会い

Tabor Academy(Tabor)のアドミッションイベントに参加したことがご縁で、Tabor卒業生のとも子さんと知り合いました。とも子さんは、1995年Tabor卒で、Tabor愛の塊、生き字引のような方。日本地域卒業生代表を務めています。

とも子さんのご子息のだいきくんが今年からTaborへ留学されるということを聞いて今回の企画を提案しました。親子2世代のTabor留学という稀有な事例になります。

<とも子さんが保存していた1950年の学校誌The Log>

出光興産名誉会長の出光昭介さんはTaborの卒業生です。この学校新聞「The Log」には出光さんが入学することが報じられています。

For the first time in a number of years the school is fortunate to have a student from Japan. Shosuke Idemitsu is from Tokyo and he will be a junior this fall.

Tabor Academyの素晴らしさ

Taborは、私が本当に好きになった「お気に入り、珠玉のボーディングスクール」です。特に「純ジャパで英語がイマイチ」という生徒でも学力ポテンシャルがある日本人生徒には福音となるボーディングスクールです。

  1. アメリカのそれなりの名門校(Choate Rosemary Hall(チョート・ローズマリー・ホール)などのトップテンスクールの次に位置するアカデミックレベル)
  2. 一度行ったら好きになる“School by the Sea” 海沿いに位置する特別なキャンパス
  3. 日本人生徒のポテンシャルを評価して採用し、大事にしてくれること

詳しくはこちらをご覧ください↓

https://promom.jp/highschool-abroad/boardingschools-my-love-tabor/

とも子さんがTaborに進学した理由

「息子と同じ歳のころ、東京で中高一貫校に通っていました。頑張って受験をして入学したものの女子校のノリに違和感を感じて打開策を模索していました。

サマースクールに参加したことで「留学」と言う選択肢が視野に入り、中学3年生の5月よりアメリカ・マサチューセッツ州のボストンから1時間ほど郊外の町でホームステイをはじめました。地元の公立高校の勉強のレベルは一部を除き難しくなく、純ジャパな私であっても「成績優秀者」として過ごすことができました。

そして、「せっかくアメリカにいるならば、もっとチャレンジングな環境に身を置きたい!」と転校したのが隣町にある私立Tabor Academyでした」

※写真はとも子さん(左から3人目)がTabor時代に参加したケニアへのService Trip出発時の写真です。

この企画ではだいきくんのTabor留学への挑戦をリアルな形で報告していきたいと思います。ぜひご期待ください。

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  1. 英語力向上対策(親子英検受験講座)
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